道を切り開く為のビジネスのヒント No.15
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皆さんこんにちは
いつもご覧頂きありがとうございます。
話題のFacebookの起業物語を描いた映画ソーシャルネットワークを先日観て参
りました。未熟な起業家が織り成す、欲望、金。事業が拡大するにつれ、関わ
る人間や心情の変化。日本のビジネスの成長とは異なるアメリカ的な発想はと
ても興味深いものがございました。
ITが詳しくない方も楽しめる内容だと思います。
facebookって何?って方も、立ち上げ経緯など、事実とは脚色されている部分
も多いようですが参考になるのではないでしょうか
それでは今週の道を切り開く為のビジネスのヒント
◆【オススメ番組の紹介】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◇ 自分を消して ヒットを生み出す プロフェッショナル仕事の流儀
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◆ → デザインは主役ではない! 客と商品を繋ぐもの
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様々な分野の第一線で活躍する一流のプロの仕事を徹底的にを紹介する番組
プロフェッショナル仕事の流儀
今回取り上げるのは
グラフィックデザイナー 佐藤 卓さん
ビジネスの世界においても、デザインの良し悪しで、事業の成功可否が大きく
変わってくる。家電の世界大手となった韓国のサムスンやLGなどもデザイン
への投資を拡大し、今では日本勢をしのぐデザインと評価されているほどだ。
事業活動において、デザインが関わる場面が多く、商品やサービスをお客様に
伝えるというマーケティング活動において非常に重要である。
広告の表現や、ホームページ、パンフレット、商品パッケージ、店舗デザイン
や名刺に至るまで様々な場面でデザインが関わってくる。
こういったクリエイティブを製作するにおいて、デザイナーと仕事をすること
となるのだが、発注する側、デザイナーも含み、取り分けデザイン的なセンス
やデザイナーのこだわりや主観など
本来の目的である、商品の魅力や本質を伝えることが、脇にやられ
デザインの部分やクールかどうかなど、デザイン面ばかりに論点が集中してし
まい、結果として、本来の目的を見失ったクリエイティブを製作してしまって
いる。
グラフィックデザイナー 佐藤 卓さんは
製作現場において、繰り返し言う
デザインは主役ではない、デザインが主張してしまっては駄目であり
デザインは商品とお客を繋ぐもっと奥にあるものであると
佐藤 卓さんが手掛けてクリエイティブは
数々のロングヒットとなっており
私達が日常で手に取る取る商品も多くある
しかし、そこに佐藤さんが作ったという個性はなく
商品自体の特性がいかに伝わるかという視点ですべての仕事が作られれいる。
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◆ 自分を消して ヒットを生み出す
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まさに
その言葉通りの仕事はプロ中のプロ
デザインとは何か
デザインをビジネスで上手く活用するに辺り
依頼する側はどのような視点と考えを持っておけば良いのか
非常に参考になる内容でした。
◇関連リンク
自分を消して ヒットを生み出す プロフェッショナル仕事の流儀
http://www.nhk.or.jp/professional/2010/1129/index.html
佐藤 卓デザイン事務所
http://www.tsdo.jp/
◆【凄い!ビジネスモデル研究】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◇ 日本の食文化で海外から人を呼び込む
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◆ 東京寿司アカデミー 寿司職人育成学校
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今回ご紹介する会社は
寿司職人育成学校 東京寿司アカデミー
事業内容自体が非常にニッチであり
寿司職人を目指す方にターゲットを絞った専門校であることが解ります。
ネットで「寿司 スクール」と検索しても
競合のスクールはほとんどなく
この寿司職人に成りたいニーズ、市場を独占?しているのでしょうか
代表の 福江誠さんは
経営コンサルタントであり、外食や主に寿司業界のコンサタントとして活躍。
寿司食が世界に広がり、日本の寿司とはほど遠い2流、3流の寿司店が
時流に乗って増えていく中、本当の寿司とは言えない寿司のレベルが広がれば
寿司食自体のレベルが下がり、このままでは寿司業界の危機が訪れると感じ
日本の寿司文化を守るために、本校を創設されたようだ。
◆凄い!ビジネスモデル
・日本独自の文化で海外から人を呼び込む
世界的な寿司ブームを読み取り
海外で活躍している寿司職人のスキルアップを求めるニーズ
本物の寿司職人のスキルを学び、海外市場でチャレンジをしたい人に対して
日本の寿司文化である江戸前寿司のスキルを学べるコースを
英語での授業と的確にニーズを捉えている。
・業界の常識を覆した
寿司職人になるには、10年は掛かると言われていた業界の常識を覆す
英語による江戸前寿司コースは8週間のプログラムで
包丁の研ぎ方から、にぎりにさばき、巻き寿司からトンカツや天ぷらの
調理方法まで習得出来るようだ。
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◆ ⇒ 日本独自の文化で海外から人を呼び込む
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国内観光や日本食、ショッピングそしてオタクなどが
今後、観光立国を掲げるテーマとして上げられていますが
日本独自の文化に対する学び、ビジネスへの活用という観点からも
海外の人を呼び込むチャンスがまだまだあるようです。
◇関連リンク
東京すしアカデミー
http://www.sushiacademy.co.jp/index.html
〓〓編集後記〓〓
最近、本物志向が私のテーマです。
縮む日本の市場、垣根がなくなるグローバルな世界において、小さくとも顧客
に支持され、残っていくものは本物。
シンプルにお客が喜ぶものや、そこしか扱っていない希少性の高い商品やサー
ビスは滅びることはないでしょう。
そうしたことを感じるには、実際に消費者としてもアンテナを張って自身で体
験をしていくことが大切ですね。また、こちらでも機会があればご紹介致します。
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◆blog版-道を切り開く為のビジネスのヒント-
http://biz-open.blogspot.com/
:発行人:宮下
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