1.19.2011

このエントリーをはてなブックマークに追加

2011年の3大リスクとは

道を切り開く為のビジネスのヒント                No.13
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆さんこんにちは
映画で話題にもなっている「ソーシャルネットワーク」SNSサービスで世界
5億人が利用し、ネット閲覧件数がネットの巨人Googleを上回ったと報道され
るFacebook。皆さん既に利用されていらっしゃいますか?

日本にはmixiやグリーなどのサービスが、一定のシェアを維持しておりますが
果たしてどの程度浸透するでしょうか
今年がソーシャルメディアの力関係を占う年となりそうですね。


それでは今週の道を切り開く為のビジネスのヒント



◆【2011年の3大リスクとは】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  『伊藤洋一のRoundUpWorldNow!』

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆   1.世界的インフレに伴う金利高
◆   2.中国のバブル崩壊
◆   3.日本の政治の不毛

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ポッドキャストビジネス番組
2011年1月7日放送内容の伊藤洋一のRoundUpWorldNow!
伊藤さんが選ぶ2011年の3大リスクを取り上げます。


1.世界的インフレに伴う金利高
物価上昇が目立つ年になりそうです。
リーマンショック以降、世界中にばら撒かれたマネーに加え
急拡大する新興国の勢いに食料品や原油などの一時品が値上がりし、経済成長
にまして、物価が高くなり、実質的に生活水準が厳しくなる現象が新興国では
起こっています。

日本では、引き続きデフレ状態ですが、いずれ限られた資源である食料品や原
油なども、資源獲得戦争にてますます価格が高騰し、日本が買い負け、商品価
格に転化しなければ、各産業が成り立たなくなる日もそう遠くはない気がしま
す。

そして、インフレを抑制するために、金利上昇が成されるとのシナリオですが、
新興国ではバブル崩壊の危険性、先進国では財政赤字に陥った国債などの負担
が増し、ますます財政が厳しくなっていくことが予想されます。

日本の非常に危険な財政状態、急務な財政再建を行わなければ成りませんが、
依然問題を先送りにする政治。
リスクを事実と捉え、国だけに頼ることなく、国民自身でも防衛しなければな
らないと気付かされる状態と言えるのではないでしょうか


2.中国のバブル崩壊
影響力を増す中国。加熱気味の不動産、マンション投資等はメディアでも良く
流れていますね。引き締めも行っているようですが、依然として加熱気味であ
り、インフレ抑制のための金利上昇が成された場合、変動金利で返済額が多く
なる投資家が返済が追いつかない現象が起き、バブル崩壊へと向かう危険性が
以前より指摘されております。

仮にバブル崩壊が起こったとしても、潤沢にある財政によって、一時的な刺激
策により、景気を維持させることも出来るかもしれませんが、株の下落や強い
国家像を演出するための、経済成長率の維持など、非常に難しい国家運営にな
っている時期だとのことです。

当たり前ですが、グローバル化に向けとにかく中国でビジネスをしようととい
うわけでなく、リスクを踏まえた上での中国とのビジネスが必要となります。

3.日本の政治の不毛
民主党に政権が移って以降も政治が進まない状態が続いております。理由とし
ては、掲げた政策に対して必要な財源がなく、リーダーシップが発揮出来ない
政治運営に問題があると言えます。

政治は3流でも、経済は1流と言われた日本ですが
経済でも、お隣韓国や新興国の追い上げもあり、経済も1流でなくなりつつあ
る状況です。強い経済国に復権するためにも、政治が民間の活力になるようサ
ポートを頂きたいものです。

以上、伊藤さんが選らんだ2011年の3大リスク
リスクの裏側にチャンス在り!
良い方向に向かうと期待したいですね。

◆関連リンク
伊藤洋一のRoundUpWorldNow!
http://www.radionikkei.jp/roundup/


◆【今週のオススメ番組】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  カンブリア宮殿 サイクルベース あさひ 社長 下田 進氏

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ → 人に必要とされる店作りの原点

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2011年1月13日に放送されたカンブリア宮殿
ゲストは自転車チェーン最大手の下田社長。

東証一部上場した今もなお ”地域の自転車屋”、”地域のライフサイクルを
守る”とあさひの存在意義を語る熱いメッセージに、商売人魂、自転車販売業
への尽きない想いが伝わってくる。

◇人に必要とされる店作りの原点
あさひの創業のスタートは家業であった玩具卸販売に下田社長が入社。大手ス
ーパーなどの出店に客を取られ、玩具販売が低調に追い込まれる中、自転車販
売であれば、修理などでお客様と接点が取れると、起死回生の思いでスタート
させた事業が現在のあさひ。

客がこないまま、一日待ち続けた日々を、自分の存在を疑うかの如く、苦しい
日々であった語り、会社の経営として当然業績や売上を意識するが、重要なの
は客数、お客様が来て、喜んで頂ける店かどうか、商売の原点、基本を改めて
実感させられます。


◇長い年月を欠けて仕事を極める
20年以上自転車屋を続けてようやくお客様の本当の満足を提供出来ている。
同じ仕事に長く取り組むことで、プロ化し、より高いレベルでのサービスや商
品を提供出来ることを具現化されております。

世の中がコモデティ化し、会社も人も専門領域を高めていかなければ、市場か
ら指示されない時代。時間をかけて磨き抜かれたものが、質の高いサービスを
生み出し、人に必要とされるものだということも改めて気付かされました。


◆関連リンク
あさひ
http://www.cb-asahi.jp/real/index.html
カンブリア宮殿
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110113.html#kouki



〓〓編集後記〓〓
映画は面白いものがあれば行きたいと思うですが、ここ数ヶ月見たいと思う映
画がなく、久々に映画館に行って参りました。今朝のニュースでTOHOシネ
マさんが、映画料金の値引きをされるようですね。
これだけシネマが増えて、映画を気軽に見にいけますので、値引きは大歓迎で
す。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆blog版-道を切り開く為のビジネスのヒント-
http://biz-open.blogspot.com/
:発行人:宮下

0 件のコメント:

コメントを投稿