2.22.2011

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企業と消費者、新しいコミュニケーションへ

道を切り開く為のビジネスのヒント                No.18-1
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皆さんこんにちは
いつもご覧頂きありがとうございます。

ようやく春が近づいて参りましたね!
私は寒さに弱く、なるべく毎朝走りに行き、太陽の光を浴びて
エネルギーを頂いていますが

それでも、覇気が足りない今日この頃です。
春はまだか。。。


それでは今週の道を切り開く為のビジネスのヒント


◆【時代を読む】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  企業と消費者、新しいコミュニケーションへ

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◆ → blog,twitter,facebook ソーシャルメディアの台頭

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映画やマスコミの取り上げて、急速に広がりをみせるfacebook
日本での利用者はまだまだですが、米国では企業の7割がファンページと呼ば
れる企業ページを持ち、ネット視聴時間であのネットの巨人googleを上回るほ
どに影響を及ぼしています。

こうしたfacebookやtwitter、ブログの登場により、企業と消費者の関係が大
きく変わりだし、マーケティング手法の大きな転換期を迎えています。

これまで企業は自社の製品やサービスの紹介を主にターゲットがいる媒体、大
手企業などはマスメディアに載せて、情報を消費者へ届けてきた訳ですが
インターネットの発達により、消費者自らが情報を検索して比較検討を始め

情報を自ら手に取る賢い消費の登場により、企業からの情報よりも、ネット上
の口コミなどが購買に大きな影響を与える関係へと変わってきました。

その一方で、情報爆発がおこり消費者が情報を調べるにも、膨大な情報の中か
ら、信頼出来る情報、いかに自分の欲している情報を取ってくることが難しい
状況になっています。

素晴らしいGoogleの検索エンジンとはいえど、一般の消費者としては、中々欲
しい情報に辿りつかないという状態といえるでしょう。

その課題を解決する仕組みとして、新たに登場し始めた技術が、あなたの知り
合いや友人がお勧めしていることが解る機能です。

どこの誰か解らない人が、この商品いいよ!とお勧めしている楽天のレビュー
のような機能ではなく、自分の知り合いや友人がお勧めしている機能や検索結
果が優先的に表示されるような技術へと移り変わってきています。

その技術を支えているひとつが、facebookやtwitterなど消費者自らが、情報
発信の機能を持ち、リアルの人間関係をネット上にも持ち込むことで、ポータ
ルサイトなどの情報に紐付けられ、より自分が欲しい情報に近づきつつありま
す。

こういった変化の先に何が待ち受けているのか
強引な販促手法は淘汰されて行き、より多くの方が支持している
本物の商品やサービスがより支持される世の中になるのではと、筆者は思いま
す。


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◆  本物志向の時代が加速する
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ソーシャルメディアが普及、企業との関係が縮まっていく中で
強引な販促や消費者を騙すようなゲリラ的なマーケティングは逆に、信頼を失
い、顧客を失う結果となるでしょう。

顧客とより良い関係を築くには、顧客と対話を重ね、自社を見つめ直していく
アプローチが必要です。その手段がひとつがソーシャルメディアの活用ではな
いでしょうか

流行のため、twitterやfacewbookの活用本などが売れていますが、機能的な視
点が多く、テクニックにてどうすればフォロワーを増やせるかなど、本質を伝0
えていないことが多いため、注意が必要です。

そこで筆者のお勧めの書籍を紹介しておきます。

◇お勧め書籍
グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略
http://www.amazon.co.jp/gp/product/479811782X



「グランズウェルとは社会動向であり、人々がテクノロジーを使って、自分が
必要としているものを企業などの伝統的組織ではなく、お互いから調達するよ
うになっていること」と本書で紹介されています。

顧客とより良い関係を気付くためにどういった考えやアプローチが必要か、具
体的な事例も多数紹介されているため、2年程前に発売された本ですが、ベス
トセラーであり、本テーマにて非常に参考になる一冊です。


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