10.31.2010

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コンパクトシティの台頭が地球環境に優しい街づくりと新たな市場を生む

道を切り開く為のビジネスのヒント                 No.4
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皆さんこんにちは。
先日のニュースに取り上げられていましたが
富士通が新卒採用に「一芸入社」枠を新設されたようです。

従来にない個性的な人材を確保できたとみて拡充するとのことですが
実際どんな一芸を持ったかたが入社されているのでしょうか
気になるところですね。

それでは、今週の「道を切り開く為のビジネスのヒント」


◆【注目のニュース】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 「徒歩経済圏」が生む新たな商機
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◆ → 日経ビジネス 2010.10.25号 

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コンパクトシティの台頭が地球環境に優しい街づくりと新たな市場を生む。

国内市場の閉塞、高齢化、地球環境問題を解決するため「コンパクトシティ」
の特集が日経ビジネスで取り組まれておりました。
特に地方では人口減少が続き、シャッター街が問題視されるなど、地域の活性
化についても、官民一体となった街づくりが欠かせないのではないでしょうか

充実した街が安定した居住と街の魅力を育て、今後日本が取り組むべく観光立
国としての課題にも大きく付与出来るはずです。

特集の主なテーマをご紹介

◇人々は歩きたがっている?
ウォーキング、マラソンと健康ブームが広がり、矢野経済研究所の調査による
と、2002年には5779万足だったスポーツシューズの出荷量が、2008年には7422
万足まで増えているようです。

また、数年前からおしゃれの女性の足元で革命が起き、高いヒールがあたり前
だったことが一変し、「フラットシューズ」が流行っています。

◇コンパクトシティの台頭~世界的な潮流へ
先頭を走るのが、ドイツ、フランス、米国の都市など
マイカー中心の街づくりでは、社会インフラ、衣食住、病院、学校などが広が
ることにより、行政コストが増え、CO2排出量などのエネルギー効率も増える。
それを解決するのが「徒歩経済圏=コンパクトシティ」である。

◇歩ける街にはカネがなる
国内100都市で13兆円!
三菱総研が提唱する地球に優しく、高齢者が元気に活動出来る街づくりをプラ
チナシティとし、産業規模は約13兆円としています。
都市開発、交通、エネルギー、インフラなど、新しい環境、設備関連業に大き
なビジネスチャンスがあり、先行するスウェーデンでは既に世界に売っている
ようです。

日本では個々の技術では世界トップレベルだと思いますので、多くのモデルを
作り出し、新興国でのインフラ特需が広がなる中、新らしい付加価値として、
世界に負けじと売り込んでもらいたいものです。

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◆ ⇒ エコ技術が街を経済を潤す
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コンパクトシティは大きな市場が期待出来そうですね。重要なことはそこに暮
らす人々がいかに暮らしやすく、住み続けたい便利な街であるかどうかです。

また、街を担う店舗やサービス業など、今後は新しい街と一体となった商いを
目指し、自社だけでなく、街全体をより良くするために、横の連携を強化して
いくこと。繋がりの強さが事業の発展に大きく寄与するのではないでしょうか


◆【今週のオススメ番組】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  福永雅文さん(ランチェスター戦略コンサルタント)
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◆ → 「人生を変える一冊」

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「人生を変える一冊」とは著者インタビュー音声配信サイト
ご紹介したい内容はランチェスター戦略コンサルタント 福永雅文さん

戦略論は色々あるが、何故ランチェスター戦略なのか?
パナソニックやHISなどもランチェスターを取り入れている
弱者の戦略、弱者と強者の違いとは何か?

ランチェスター戦略については多くの方が、書籍やビジネス誌で触れたりとな
んとなく知っていると思いますが、きちんと理論を把握されている方はそうい
ないのではないでしょうか。本番組により改めてランチェスターの考え方を知
ることが出来ました。特に中小企業、差別化で勝たなければならない会社の方
にはオススメの情報です。

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◆ ⇒ 弱者なりの存在意義
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福永雅文さんが使命とされるひとつに、小規模、弱者だけど世の中が必要とし
ている会社や店舗なども支援をされたいと話されておりました。

時代が効率、標準化、大手がチェーン化がし、市場に侵食する中で、街の小さ
なお店や会社がなくなってしまえば、結果として面白みのない商品やサービス
が溢れ、競争が低下していってしまうのではと危機感を感じておられました。

小さくとも、強みを強化し、勝てる分野に絞ることで、人々に指示され、存続
発展をしていくことは可能なのです。


◆関連リンク
人生を変える一冊
http://kiqtas.jp/book/index.html


〓〓編集後記〓〓
ポッドキャスト(音声番組)は皆さん聞かれていらっしゃいますでしょうか?
私はポッドキャストが出始めたことから、ニュース番組などを中心に聞いてお
りますが、通勤などの移動時間の活用や音声のため、気軽に聞きなおせること
から活用しております。オススメの番組などございまたら是非教えてください。
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:発行人:宮下

10.24.2010

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「南仏」文化でグローバルに展開

道を切り開く為のビジネスのヒント                 No.3
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皆さんこんにちは
先日、カップヌードルごはんを買い物中に発見し、思わず買ってしまいました。
皆さんはもう食べられましたか?お湯を入れるだけで食べられるカップヌード
ルと比べ、カップヌードルごはんはお水を入れて、薬味と混ぜ合わし、レンジ
で温めた後、蒸らし少々と出来上がるまで若干手間が係ります。

味は個人的には今ひとつでしたが、どのように評価されているのでしょうか?
それにしても、ためらわず買ってしまったカップヌードルのブランド力はすご
いです。それでは、今週の道を切り開く為のビジネスのヒントをご紹介して参
ります。



◆【気になるニュース】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 「南仏」で世界を攻める ロクシタン(仏自然派化粧品メーカー)
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◆ → 日経ビジネス 2010.10.18号 111

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少子高齢化やデフレの影響で、縮小し続ける日本化粧品市場で2ケタ成長を謳
歌するロクシタンとは

■ロクシタンとは
1976年に南フランスでオリビエ・ボーサンによって設立。豊かな大地と自然を
育む南仏や地中海沿岸地方で採取される原料で商品を作る仏自然派化粧品メー
カー。

世界に約1541店を展開し、連結売上高は約700億円、営業利益約125億円に達す
る。国内最大手資生堂と比べるとまだ、9分の1程度にすぎませんが、「自然
派」が指示される現在の傾向の中で存在感を増しているようです。


■強さの秘密は

◇派手な広告宣伝を好まない
化粧品と言えば、有名女優やモデルのCMをイメージするが、広告宣伝は大き
なコストを占めるため、ロクシタンは販売促進には熱心であるが、研究開発に
投資を集中し、商品の質向上に集中する。

◇ブランドイメージにこだわる
「一等地」に徹底的にこだわり、絶好のロケーションで集客力を上げ、ブラン
ドの向上をあげる。このやり方が成功するには、商品が極めて優れていること
が前提と同代表が語る。


◇世界どこでも共通製品で販売、受け入れられる
グローバル戦略では、現地化、現地のニーズに合わせた製品が求められること
が、普通の認識であるが、ロクシタンの場合、世界の消費者の嗜好や要求は同
じであり、販売する国によって、何も変える必要がなかった。

理由として
美の理想系が世界で均質化される傾向があることと
ロクシタン自身が文化的側面から生まれたため、模倣不能であり、「南仏」と
いう文化的イメージがグローバルに受け入れられているとされる。

◇時代に受け入れるメーカー
動物性や副産物を使わない、植物性、地元農産物へのこだわり
環境への配慮
視力障害のある方への点字パッケージ
等々、社会を良くする活動とメッセージが随所に現れている

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◆ ⇒ 「南仏」文化でグローバルに展開
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優れた商品、ブランド力に加え、文化的側面で差別化を行い、グローバルで成
長し続けるロクシタン。文化を製品の側面にする動きは、グローバル化が加速
する中、増えていくかもしれませんね。


◆関連リンク
ロクシタンjapan
http://www.loccitane.co.jp/shop/



◆【今週のオススメ番組】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ インターネットコンサルティング 株式会社ペンシル 覚田 義明 
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◆ → 企業防衛軍.com

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10.21日 放送のゲストは
インターネットコンサルティング 株式会社ペンシル 覚田 義明氏

日本一クライアントを成功させる会社を目標に掲げ、成長し続けるインターネ
ットコンサルティング会社。WEBに焦点を当てて研究開発を重ね、クライアン
トを成功に導くコンサルティングサービスは他を圧倒する。


◇WEB製作会社からコンサルティング会社へ転進
創業時はWEB製作会社であったが、受注単価、売上が伸び悩む中、お客からの
アドバイスである、「売上を上げてくればお金をもっと払える」をヒントにク
ライアントを成功させることを仕事とするコンサルティング会社に転進。


◇普通の製作会社では意識しない細部まで徹底研究
WEBサイトで顧客を導く、資料請求のボタンやフォームなど、配置や色、コピ
ーなど細部まで分析、結果検証を重ね、改善を繰り返す。


◇成果に導く訪問者を対象に絞る
WEBサイトに訪れる多くの人が、見込の低い人であると捉え、自社開発のツー
ルにより、成果に至った訪問者の購読を徹底的に分析し、成果に至るまでの過
程や離脱を改善することで、劇的に成果をもたらすことを実践している。
そのため、新たな訪問者を広告などで増やすことなく、成果を上げることが出
来ることもペンシルの強み

細部までこだわり、他と圧倒的な力の差をつけることは、企業や人、アスリー
トにも同じく当てはまることです。WEBをテーマに支援する企業も数多く存在
しますが、研究を重ね、実践をし続け、大きな成果を提供するペンシルは今後
も業界をリードし、飛躍されることでしょう。

◆関連リンク
企業防衛軍.com は Ustreamで企業経営者の味方となる情報を、毎回専門家の
ゲストを向かえ、主催企業である株式会社サムシングファン 代表の薮本直樹
氏と対談していく番組です。過去のアーカイブはメールマガジンに登録するこ
とで視聴することが可能です。

企業防衛軍.com
http://www.kigyo-bouei.com/




〓〓編集後記〓〓
現在では、WEBでの領域も拡大し、製作会社が数多く存在。また、SEMやSEO、
WEBマーケティング、システム会社、CRMなどの業務を専門にする会社も増え、
発注者である企業はどのように、外部パートナーと付き合い、成果を上げてい
けば良いか、情報が増えると共に、難しくなっているともいえます。
社内にITやWEBに長けた人材の育成、または外部パートナー、コンサルタ
ントを活用することで、競争力を高めることが求められています。
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:発行人:宮下

10.19.2010

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勝利を呼ぶ「秘密の鍵」

道を切り開く為のビジネスのヒント                 No.2
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皆さんこんにちは
随分と朝夜が冷え込むようになってきましたね

筆者は毎朝ランニングをしているのですが
肌寒くなり、ドアを開けるのに少し勇気がいるようになりましたが
負けずに継続していきますよ!

それでは、今週もはりきって進めて参ります


◆【オススメ番組のご紹介】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 「勝利を呼ぶ「秘密の鍵」カンブリア宮殿
◇  
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◆ ⇒ 心に留まった言葉。 自分は自分以上でも自分以下でもない

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勝利を呼ぶ「秘密の鍵」カンブリア宮殿
サッカー日本代表前監督
岡田武史(おかだ・たけし)氏

日本中を世界を魅了したワールドカップ
日本代表前監督 岡田武史氏が今回のゲスト

ベスト4という高い目標を掲げ、世間やマスコミに揶揄されながらも
選手を信じ、自分信じ、偉業を達成された姿に改めて感動致しました。
番組で私が特に感じ、学んだことを紹介させて頂きます。


◆勝負に勝つ為の心構えと行動
チャンスは目の前に転がっているが、それを掴みとることが出来るのは、細部
において妥協をせず、小さな積み重ねを続けていけるかどうか

岡田監督はチームで勝つことに加え、個でも勝たなければならないことに気が
つき、日本人の特性を活かした、走りの仕方やボールを受けるせめぎあいで、
勝つための具体的な行動を実施し、練習に落とし込んでいった。

◆高い目標を掲げる
高い目標を掲げることで、目標を到達するには行動レベルで何が必要かを自覚
し、実現に向けた行動を行っていく。

まずは目標との自分との距離を自覚すること
自分の弱さを知った上で、今出来る最大のすべてを出していく。

◆強い組織とは
ぶれない指導者、組織戦略が明確であることは当然だが
勝負に勝つ為にはプレイヤーがリスクに挑み、自分の判断で行動を行う。
勝負の場面でのリスクある行動を歓迎し、極限状態で結果を出せる組織が強い
組織なのだろう。

岡田監督は掲げていた理想のチームは個々の選手が伸び伸びとプレーをする姿。
そうした環境を作り出すことが監督の仕事であると。


ビジネスの現場にも当然当てはまる内容だと思います。
また、チーム一丸となって目標に立ち向かい、困難を助け合って乗り越え、最
高のチームとなって皆で称える姿にサッカー、またチーム、組織で何かに挑戦
することの素晴らしさを感じました。


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◆ ⇒ 心に留まった言葉。 自分は自分以上でも自分以下でもない
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今の自分に出来ること以上はできない。
今の自分のすべてを出す以外、やれることはない。

自分は自分だし、自分以上でも自分以下でもない。
ありのままの自分をしっかり受け止めていたい。

◆関連リンク
勝利を呼ぶ「秘密の鍵」カンブリア宮殿
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20101014.html



◆【今週の気になるニュース】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ コメを入れるとパンが焼き上がる「GOPAN(ゴパン)」

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各ニュースで話題になっており、予約が殺到。発売日も延期になった新製品
世界初 米から手軽にパンを作ることが出来る
ライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」

ここ最近の一般消費者向けの新商品でめずらしく大きく話題となった商品と言
えるのではないでしょうか。電化製品の分野は近年韓国、台湾勢に恐れ元気が
なくなってきている中で、大変嬉しい新商品の登場です。

◆日本が抱える課題と時流にマッチ
コメ食を控える人が増え、コメ価格の下落、コメの減産が進む中、コメ食を見
直すブームがじわりじわりと来る中で、時流にマッチとした中での登場です。

三洋電機では、米パンが焼けるベーカリーの商品化を最初に提案した2003年の
5月から、改良を重ね三洋グループの技術を組織的にも融合し、商品化に至っ
たようです。

米パンという食の楽しみはもとろんですが
日本が抱える食料自給率の課題、米の安定的な生産を行うためにもこうした商
品が世に出て来ることは大変喜ばしいことです。

◆関連リンク
GOPAN(ゴパン)三洋電機
http://jp.sanyo.com/gopan/index.html



〓〓編集後記〓〓
サッカー日本代表前監督 岡田武史さんは大変勉強家であることは有名ですね。
ビジネスマンが学ぶ、企業での戦略やマインドマップなどの考え方も進んで学
び、現場で使えるものはどんどん取り入れていかれたようです。

素直に学び、取り入れて実践していく
常に自分を変革し、成長続ける方が成功されていくんですね
本当に勉強になりました。
いつか、監督に戻ってこられることを楽しみにしております。
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:発行人:宮下

10.14.2010

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道を切り開く為のビジネスのヒント 創刊号


道を切り開く為のビジネスのヒント                創刊号
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皆さんこんにちは
マーケティング、WEBの分野でコンサルティングの仕事をしている
宮下と申します。

これから毎週1回のペースでビジネスに役立つ情報やツールを本ブログ、メー
ルマガジンを利用して紹介して参りますので、ビジネスパーソンや経営者の方
は是非ご活用頂ければ幸いです。

情報内容としては、筆者が普段取得しているあらゆるメディアからのビジネス
情報やビジネス現場で生きた情報を解りやすくお伝えしてスタンスでお届けし
たいと思っております。

それでは、はりきって創刊号スタートです!


◆【今週の気になるニュース】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ ヤンマー:農業参入 自社農機使いコスト低減、生産性向上
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各種新聞に掲載されていましたが
農業機械大手のヤンマが農業生産や農業コンサルティングに参入されました。

日本が抱える課題として、食料自給率の低さや農家の経済的自立が上げられま
すが、安い人件費と広大な土地で生産を行う海外勢との競争、長らく国の保護
の元、JAを通じた農産物の流通に甘んじてきた生産者、関係会社が現状の形
では先行きが見えず、大変危機的な状況であることは周知の事実です。

一部、農家の経済的自立を図り、生産量の拡大、品質の向上、直販体制の構築
により、生産から消費者のニーズに合わせて加工品まで手掛ける農業法人もい
くつか世に出てきましたが、それは少数であり、多くの農家が細々と小さな規
模で兼業農家などで農業に従事されていることが実態です。

そのため、新たな農業参入により、従来の技術やノウハウを活かしつつも農業
を事業として運営することを、早いスピードで展開していくことが求められて
いると思います。

◇筆者のビジネスアイ◇
→資本力の大きい新規参入組に活路あり
→従来からの小規模農家は、ブランド野菜などの品質の高い生産を行い差別化
する、もしくは 技術とノウハウを提供することで、新規参入会社と上手く連
携することで農業事業の発展に貢献する


農機大手が直営農場で農産物を生産するのは初めてのことなのですが
今回、農業を支援する教育や、コンサルティング、代行まで実施されるとのこ
とで日本の農業の自立と国際競争力を高めるため、今後の活動に注目して参り
たいと思います。


◇参考◇


◆【オススメ書籍のご紹介】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 「成功曲線」を描こう 石原明
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◆ ⇒ 成功の定義とは何??
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ビジネス書は良く読んでおりますが
自己啓発書については最近ほとんど読まなくなりました。
カンフル剤としての自己啓発書は良いと思うのですが、内容は切り口や視点を
変えて同じような観点の本が多く、数多く読んでもあまり意味がないと私は思
っているからです。

そうした中、優れた経営コンサルタントとして尊敬している石原明さんの書籍
を拝読する中で、「成功曲線」を描こうを読んでみたところ、非常に参考にな
る書籍でしたので紹介させて頂きたいと思います。

■私が読んだ目的
自身の目標、夢を叶えるための考え方や方法論を知るため

■主な内容
成功するための考え方や具体的なプロセスを紹介

■参考になったポイント
成功の定義とは?
捉え方は人それぞれだと思いますが、何が成功かの一つの定義をしることはと
ても重要です。

・習慣を変える
成功するためには、日々の行動を省み、大きく行動していくためには、習慣か
ら変えていかなければならないということです。習慣を変えるためのポイント
なども紹介されています。

・成功のイメージを持つ、具体化するまで描き続ける
目指すべくゴール地点が見えている、見えていないではあまりにも大きな差と
なります。ではどうやって描いていけばいいのか、自身の心を素直にし、本当
にやりたいことを思う、思ったことを語る、より具体化するために様々な情報
を仕入れ続け、よりイメージを具現化する。このようなことが書かれておりま
した。

ビジネスにおいても、企業やその事業がどこに向かい、何をゴール地点とする
のか、非常に重要なことではありますが、明確に答えられる経営者やプロジェ
クトリーダーはそういないと思います。
この論点、考え方はとても参考になりました。


■この本の活かし方
成功するためのプロセス、方法論が凝縮されて紹介されているため
よくある感情ややる気に訴える具体性のない書籍とは異なります。

そのため、自らの状況に落とし込み
成功への方法を参考に、自身に問い続け、成功へのイメージを作り、プロセス
を作り、検証していくことでより考え方が深まると思います。


「成功曲線」を描こう 石原明


〓〓編集後記〓〓

変革の時代を迎えている現在ですが
企業や人も時代のニーズに合わせて変わっていかなければ
生き残っていけない非常に厳しいですが、チャンスもある時代となりました。

ご紹介した「成功曲線」を描こうでは、成功へ到達するために
日々の習慣を変えていくことを重ねて記載されております。
誰しも習慣を変えて、かつ継続していくことは困難ですが
筆者もこうしたブログの運営などを通じて、変わっていけるようチャレンジを
努めて参ります。
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 :発行人:宮下