道を切り開く為のビジネスのヒント No.36
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今年も残すところ2ヶ月となりました。
1年の集大成、来年好スタートが切れるよう
はりきっていきましょう!
◆【注目の企業】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◇ 言葉で人と繋がる~お客さんととっても親しい会社
◇ ほぼ日刊イトイ新聞
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◆ 株式会社東京糸井重里事務所
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今回ご紹介するサービスは「ほぼ日刊イトイ新聞」(通称「ほぼ日」)
1998年6月6日創刊のウェブサイトで、コピーライターの糸井重里氏が主宰する、
インターネットで毎日お送りする、ちょっとほかにはない、たのしい新聞。
最近では「ほぼ日」が企画販売する「ほぼ日手帳」が有名ですね。
「ほぼ日」はインターネット創世記に創刊、以降その名の通り毎日更新、今では毎日
の訪問者数は16万人、ページビューでは100万PVを超える影響力あるメディアとなっている。
コンテンツは有名人や企業経営者が登場するインタビュー、対談、コラムのほかに読
者の投稿や投票によってなりたつ読者参加型のコンテンツ等々、盛りだくさんの内容
です。
まだご覧になったことがない方は是非一度見て頂きたいのですが
楽しく、温もりが感じられる
まさしく「他にはない新聞」なんです。
今回注目したポイントはメディア運営でありながら、スポンサーを獲得する広告収益
ではなく、連載をまとめた本や生活雑貨の制作・販売を収益源にされている点。
ウェブサイトには広告バナーなどは一切なく、親しみ感やコンテンツの読みやすさ等
ページのデザインも独特の雰囲気があります。
また、企画開発されている製品化へのアプローチも
読者の声を反映したり、製作過程をネットで公開したりと
お客さんと親しく接しながら商品を開発するスタイルを取られています。
年間35万部を売るヒット商品の「ほぼ日手帳」では、その使い方やユーザー事例をま
とめたガイドブックまで出版されるなど、多くのお客様から指示され、とっても愛さ
れてる商品を開発、販売されているんです。
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◆ お客に愛され、求められる商品、サービスを提供する
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消費のスタイルも昔とは変わり、物がなかった時代の大量生産品から、物余り時代の
流行品やステイタスシンボルなどのブランド品、最近では個人の価値観に応じた消費
や、人々の共感を得る会社や人から商品を買うスタイルへと移り変わっています。
物販の世界では、取り扱っている商品が同じであれば、いかに独自の品揃えや付加サ
ービスを行っても、情報化社会で差別化が難しくなっており、独自の世界観を持つ為には
最終的に独自開発したプロダクツを有すること
また開発に至る背景や込められてた想いなどが
今後は更に重要になってくるでしょう。
糸井重里氏が定義する価値とは
再現出来ないもの、人の思い、丁寧な仕事
長い時間や歴史、ものに込めた世界観と
されています。
表層的な価値観から、古びないもの、深くゆっくりと感じる価値観へと移り変わりつ
つあります。そうした良さを伝えるために、言葉やアイデアで価値を増やしていく
コピーライターの役割を最大限に活かして、独自のビジネスを作っていらっしゃいます。
次ぎの時代の消費のカタチ、消費者の心を掴むヒントとして
「ほぼ日」さんから学べることはたくさんあるではないでしょうか。
引用元:日本経済新聞
ほぼ日手帳 amazon
◆会社概要
社名:株式会社東京糸井重里事務所/代表取締役: 糸井重里
創業:1979年12月24日
資本金:1,000 万円
事業内容:ウェブサイトの制作・運営
オリジナル商品企画・開発・製作・販売
編集出版・インターネット通信販売
イベント企画・運営
住所:東京都港区北青山3-5-6
http://www.1101.com/
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◆blog版-道を切り開く為のビジネスのヒント-
http://biz-open.blogspot.com/
:発行人:宮下
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